幼児教育で大切なこと
親子のスキンシップをとる
お子様が乳幼児の時は積極的にスキンシップを行ってください。親子のスキンシップは親子の絆以外にも、お子様の成長面で非常に多くのメリットがあります。現在、ベビーマッサージが流行しているのも、知育におけるスキンシップの重要性が認知されてきたことが背景にあります。
まず、スキンシップを取るとこどもの免疫力が上がることが知られております。これは、親子のスキンシップをとることによって成長ホルモンの分泌が促進されるからです。また、母親側からしても、お子様とスキンシップをとることによってプロラクチンというホルモンが分泌され、母乳が出やすくなるというメリットがあります。
また社会性を育てる上でもスキンシップは大きなメリットがあります。スキンシップをとることによって分泌される愛情ホルモン、オキシントンは情緒を安定させる効果があり、他者と良好な関係を築くのに大きな役割を果たします。また社会性を育てる上でもスキンシップは大きなメリットがあります。スキンシップをとることによって分泌される愛情ホルモン、オキシントンは情緒を安定させる効果があり、他者と良好な関係を築くのに大きな役割を果たします。
好奇心を伸ばしてあげる
子供は好奇心の塊です。身の回りにあるもの全てが目新しく、どんなものにも興味を示します。好奇心が強いことは幼少期だけでなく、今後の学習面においても非常に重要な役割を果たします。何事に対しても、「なぜ?なに?」といった「探求心」を抱き、答えを得ることに「満足感」を覚える経験を多く積み重ねると、「勉強は面白い」という意識を幼少期のうちから自然に植え付けることができます。
今後社会に求められる「課題解決型人材」になれるかどうかは、幼少期にどれだけこの好奇心を伸ばすことができるかにかかっているとも言えるでしょう。逆に目の前の物が当たり前に感じるようになってしまうと、そこから好奇心を伸ばそうとしてもなかなかできません。そのため、お子様の興味、関心には注意深く反応し、「なぜ?なに?」に答えてあげることを常に心がけましょう。新しいことを知ることに満足感を覚えると、次の学習にもつながるでしょう。
失敗や間違いを責めない
幼少期の教育は「正しい答えを求める」ことではなく「学ぶことの楽しさ」を教えることにあります。この時期に正しい答えを求めさせることはさほど重要なことではありません。それよりも、自分で積極的に答えを出す経験を積ませることを重視しましょう。試行錯誤を繰り返し、答えにたどり着いた時の満足感は、今後の学習の取り組みかたにも非常に大きく影響してきます。失敗や間違いを決して責めずに、お子様が出した答えを褒めてあげましょう。
このことによって、失敗を恐れずに積極的に答えを出すという習慣が付きます。逆に、失敗や間違いを責めてしまうと、お子様の自信を失わせる結果になってしまい、失敗を恐れて答えを出すことに億劫になってしまいます。お子様が小学中学高校と勉強を積極的に取り組むかどうかは、この時期の教育方針にかかっております。お子様がお子様のあるがままの姿を肯定し、積極性と自発性をどんどん高めてあげましょう。